2010年4月5日月曜日

VMware vCenter Converter その2

前回発見したVMware vCenter Converter
物理的なマシン上で稼働しているOSを仮想OSとして吸い出す機能があるということで試してみた。
これも簡単で、ウィザードから移行元のマシンを"Powered-on machine"にし、管理者権限を持つユーザー情報を入力すればよいだけ。
WindowsだけでなくLinux(Red Hat, SUSE, Ubuntu)まで吸いだせるらしい。
ためしに実行してみたWindows Server 2003のマシンでは15~20分で簡単に仮想OSを作成できた。(当然ディスク容量によって時間は異なる)

タスクを実行すると作業用にサービスが移行元マシンにインストールされるらしく、Windows Server 2003の場合は再起動なしで作業が可能だが、Windows 2000の場合はこの準備のために一度再起動が必要のようだ。

サーバーOSの場合各メーカーによってハードウェアの監視モジュールなどのツールがインストールされているが、これらハードウェアと密接に連携しているツールが仮想OSに吸い出したときどうなるかが少し不安。
動かないだけならまだしも、最悪の場合はOSが起動しなくなることもあるだろう。

うまく活用できればハードウェアの保守も切れているマシンで稼働している旧OSを救ってやることもできるかもしれない。
(ただしESXiではサポート面が不安だけど)

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