2010年6月11日金曜日

robocopyをGUIで使用できる"RichCopy"

robocopy.exeといえばMicrosoftが無料で提供しているファイル・フォルダのコピーを行うユーティリティで、単なるファイルのコピーだけでは無くフォルダの同期を行ったり、アクセス権まで含めたコピーを行ったりと、様々なオプションが使用可能なコピーツール。
このrobocopyに関してはファイルサーバーの移行の時など、フォルダ構造やアクセス権を保ったまま移動したいときにかなり重宝した。

robocopyはコマンドラインベースのツールだが、robocopyと同様の機能を持った"RichCopy"というGUIのツールがどうやら公開されているらしい。


正直robocopyに慣れているし、スクリプトに組み込んで自動化したりもできるので、あまりGUIのツールに魅力は感じないけれど、一回だけ単純にフォルダの同期をしたい、とかいう時には使えるかも。

2010年6月7日月曜日

[Excel] 「(ファイル名)にアクセスできません。読み取り専用または暗号化されています。」と表示される

Excelでファイルを開こうとしたところ、タイトルにあるメッセージが表示されて読み取り専用でも開くことができなかった。




本当に暗号化などされているのかと思ったが、どうやら"拒否"のアクセス権が設定されているとこのようなメッセージが出るらしい。
拒否されています、と言わないところがまたWindowsですね。

[WSUS] プログラム配布の期日設定

WSUSで修正プログラムを配布する場合、インストールする期日を指定することができる。
ただしWSUSはクライアントがサーバーにプログラムを取りに行く"プル型"のシステムのため、厳密に日時を指定できるわけではなく、「この時刻以降にクライアントがアクセスしてきたらインストールが開始されますよ」という程度の指定。

クライアントがサーバーへアップデートを確認しに行くタイミングはデフォルトでは23時間周期となっており、グループポリシーで変更可能。周期が短ければそれだけ指定した日時どおりにインストールを実施させることが可能となる。(ただし負荷はあがる)

社内にWSUSサーバーを設置し、グループポリシーで社内PCの自動更新を設定する場合、以下の4つのオプションを設定できる。
1. ダウンロードとインストールを通知
2. ダウンロードは自動で行い、インストールは通知
3. ダウンロードは自動で行い、インストール時間は指定
4. ローカル管理者が設定可

ただし1.の"ダウンロードとインストールを通知"になっており、かつ期日指定で修正プログラムを配布した場合、設定した期日に修正プログラムのインストールが開始されるように、ダウンロードは自動で行われるようだ。
まあ、そりゃそうだ、という動作なのだけど、設定した動きと異なるので少し戸惑うかも。